広陵東組オリジナル正信念仏偈
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連研だより「LISTEN UP!」VOL.9

戦後七〇周年を迎えた本年、全国各地で非核非戦を訴える催しが開催され、戦争と平和についての様々な議論が交わされました。ここ数回「いのち」に関するテーマで対話を深め、その尊さを見つめてきた連研ですが、今回のテーマはその「いのち」を国家レベルで損なう大規模且つ残虐な人為「戦争」についてです。特に広島は、明治時代に大本営が置かれ戦争指揮の中枢を担っていた半面、人類史上初の被爆都市でもあり、加害者と被害者の両面の立場を徹底して味わってきた複雑な経験があります。戦争を知らない世代が社会の大多数を占める現在、私達がどのようにその経験を見つめ、未来の世界平和確立に向けて活かすべきなのか、それは難題であり同時に世代の責務でもあります。幸い仏教徒である私達は、そんな様々な課題を仏法にたずねることが出来ます。
碓井真行広陵東副組長は冒頭挨拶で、今回の講師中川英尚師の著作『兵戈無用への発言』(永田文昌堂)を紹介。「兵戈無用」とは仏説無量寿経における言葉で「お釈迦様が説法して歩かれたところでは、武器は役に立たなくなる」という意です。師の研究成果に基づく見解は、今回のテーマに最適な解答を示してくれることでしょう。

【平成27年9月26日開催/於・浄光寺(南区荒神町)/参加者19名】

その模様については、連研だより「LISTEN UP!」をご覧ください。下の行をクリックして頂くと、PDFファイルが表示されます。

連研だより「LISTEN UP!」VOL.9

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