平成29年度広陵東組総代研修会～個人情報保護指針作成にむけて

去る、平成29年10月25日、ホテルサンルート広島にて「平成29年度広陵東組総代研修会」を開催、広陵東組各寺院総代方、僧侶合わせて21名が参加いたしました。

研修内容は本年5月に改正された「個人情報保護法」に基づき、門信徒の方々の個人情報を多く取り扱う寺院として、どのような保護指針を作成すべきか、討議を行うというもの。

武田勝道組長（㊤写真）挨拶に始まり、続いて本研修会講師の高橋哲了師（㊦写真、妙連寺住職・安芸教区同朋部員）より主に「個人情報保護法」にかかる諸々の課題について講義があり、その後討議に向けての提言がなされました。

討議内容は班別（三班編成）のロールプレイ方式で、各班の総代方が寺院住職役、総代役に分かれ、

１．個人情報保護指針

２．個人情報とプライバシー

３．事例検討

以上三点について討議。法人運営から日常生活まで様々な場面で関わってくる問題だけに活発な意見が飛び交いました。

最後は各班のまとめられた意見をもとに安芸教区同朋部会出向講師、藤井聡之師（㊦写真、教雲寺住職）が総括。寺院として個人情報の守秘義務はもちろん、プライバシーにも十分な配慮を行いつつ、適切な寺院運営を行っていくことを確認し、研修を終えました。