昨日、3月6日(木曜日)、袋町の市民交流プラザ会議室において、寺族部会教学研修を開催致しました。
ご講師は、広陵東組真光寺住職・龍谷大学教授、青原令知師。講題は「輪廻する世界」。
仏教では輪廻する実体的な「我」の存在は否定しますが、迷いの世界を「輪廻する世界」と捉え、そこから解脱することを目的としています。故に、仏教を語る上で「輪廻」は避けることのできない思想的課題。
二時間強に亘る講義では、仏典を開くと頻繁に出てくる「地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天」の六道(六趣)、「欲界・色界・無色界」の三界、また「劫」という天文学的な数字で繰り広げられる桁違いな世界観など、詳細かつ分かりやすく、丁寧にお話下さいました。
参加者はご講師を含め会議室満員の17名と盛会、大変有意義な研修となりました。
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